ファクタリング 金利

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ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、資金を早期に調達できるサービスのことです。ファクタリング会社へ支払う手数料はかかりますが、銀行などの金融機関の融資よりも審査が通りやすいという特徴があります。では、ファクタリング会社へ支払う手数料は、一体どのくらいかかるのか?と気になるでしょう。

そこでこれから、ファクタリング会社へ支払う手数料の相場や、手数料を抑える方法をわかりやすく解説していきます。

ファクタリングを検討している方は、ぜひご参考にしてみてください。

ファクタリングとは?

ファクタリングとは、入金が待てない売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらい、手数料を払い、早期に資金化できる資金調達方法のことです。

売掛債権(債権の額面)-手数料=実際に受け取れる資金

ファクタリングは、銀行融資などで借入するよりも、入金までの時間がかからないことや、審査に比較的通りやすいことや、必要な書類が少なくて手続きが簡単であることなどのメリットがあります。そして、法人だけでなく、銀行で融資の審査が通りにくい個人事業主でも利用することができます。

ファクタリング会社のなかには、法人に特化していたり、個人事業主に特化していたり、得意な業種があったりなど様々です。そんな利用しやすいファクタリングでも、利用する際には手数料は掛かります。

手数料の金額は、それぞれのファクタリング会社の見積りによって異なることと、銀行融資の金利と比較すると手数料のほうが高めになっています。ファクタリング会社を選ぶ際は、手数料の相場や手数料を抑えるポイントについて後述しますので参考にしてみてください。

ファクタリングは金利ではなく手数料がかかる!

ファクタリングで金利ではなく手数料がかかるのはなぜでしょうか。それは、ファクタリングは貸金業ではなく債権の売買取引だからです。売買取引は返済義務もなく、金利は発生しません。

金利とは、銀行などの金融機関からお金を借り、借りたお金に対して支払う利息の割合のことです。ファクタリングは、金利の代わりにファクタリングを利用する際の手数料が発生します。そして、発生した手数料を差し引かれた金額が振り込まれる、という仕組みになっています。

ファクタリングの手数料相場は?

ファクタリングを利用する際に、まず気になるのは手数料の相場かと思います。ファクタリングの手数料を年利換算した場合、利用額によって差は生じますが、およそ1~30%が相場でしょう。

そして、ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があります。これから、この2種類のそれぞれの取引においての手数料の相場について解説していきます。

2社間ファクタリングの手数料

2社間ファクタリングの手数料の相場は、売掛金のおよそ10~30%です。2社間ファクタリングは、利用者側とファクタリング会社の2社間において契約する取引のことです。売掛先に売掛債権譲渡の承諾を得る必要がないため、スピーディにファクタリングが行えます。

ただし、利用者側がファクタリング会社に送金しないで別の支払いに充ててしまうというリスクがあるため、手数料が高めに設定されています。

2者間ファクタリングの売掛金の流れは、「売掛金→利用者側→ファクタリング会社」となっています。

3社間ファクタリングの手数料

3社間ファクタリングの手数料の相場は、売掛金のおよそ1~9%です。3社間ファクタリングは、利用者側とファクタリング会社と売掛先の3社間において契約が行われる取引のことです。

利用者側は、売掛債権をファクタリング会社に譲渡する旨を売掛先に通知してファクタリングを行います。3社間だと、売掛先からファクタリング会社へ直接売掛金が支払われます。ファクタリング会社にとっては未回収のリスクが低くなるため、2社間ファクタリングと比べると手数料が安く設定されています。

3社間ファクタリングの売掛金の流れは、「売掛金→ファクタリング会社」となっています。

ファタリングの手数料の内訳は?

ファクタリングは、資金繰りが厳しい企業や、新規で事業を立ち上げようとしている企業などに適した資金調達手段です。ただし、金融機関等の融資と比べると手数料が高いため、利用前には、手数料の内訳を知り、払わなくてもよいものがないか確認しておくことが大切です。

ファクタリング会社に支払う手数料には、大きく分けると、「基本手数料」と「別途手数料」になります。ファクタリング会社によって様々ですので、後ほどトラブルにならないように、最初に良く確認しておきましょう。

基本手数料

ファクタリング会社に売掛債権を買い取ってもらうときに金利ではなく基本手数料がかかります。基本手数料は、2社間や3社間などにより違い、基本手数料はおよそ1~30%が相場です。

別途手数料

基本の手数料以外にもかかる手数料があります。以下に紹介しますので確認してください。

債権譲渡登記費用

債権譲渡登記費用は、売掛債権の買い取りを証明する手続きにかかる費用です。7,500円または15,000円かかります。

印紙代

契約書に貼る印紙代で、売掛金により、数百円~数千円かかります。

振込手数料

振込手数料は、ファクタリング会社が負担する場合もありますが、売掛債権の買い取り代金を指定口座に振り込む際の手数料で、銀行により数百円程度かかります。

交通費

利用者側とファクタリング会社の面談時などに、担当者の交通費が発生した場合の実費です。ファクタリング会社が請求しない場合や、逆に不当な出張費として上乗せする悪徳業者も存在します。

ファクタリングで手数料を抑えるポイントは?

ファクタリングで手数料を抑えるには、いくつかポイントがあります。これからお伝えするポイントを検討してみてください。

3者間ファクタリングを利用する

手数料を抑えるためには、2社間ファクタリングではなく、3者間ファクタリングを検討してみることをおすすめします。前述しました「ファクタリングの手数料の相場は?」にて、2社間ファクタリングと3者間ファクタリングでは手数料が違います。2社間ファクタリングの手数料の相場は、売掛金のおよそ10~30%で、3社間ファクタリングはおよそ1~9%ですので、どちらの契約形態でファクタリングを利用するかというのも手数料を決める要素といえます。しかし、手数料を抑えたいものの、それよりも早急な資金化を望んでいる場合には、優先するべきことを再検討しましょう。

複数のファクタリング会社から見積もりを取る

ファクタリング会社によって、手数料の相場は異なります。ファクタリング会社がそれぞれ独自の審査基準を設けているからです。そのため、手数料を抑えるためには、必ず複数のファクタリング会社から見積もりを取って検討しましょう。複数のファクタリング会社を検討しているうちに適正な手数料を把握することができます。

売掛債権の金額を増やす

売掛債権の金額を増やすことによって、手数料の割合を抑えることができます。ファクタリング会社は、少額の案件を多くこなすより、高額の案件を受けた方が人件費も低く抑えられ利益を上げやすくなります。そのため、売掛債権の金額が高く増えるほど手数料が低くなるというのが一般的です。

支払期日までの日数が短い売掛債権

売掛債権の支払いまでの期日が長いと回収できないリスクが高くなってしまいます。支払いまでの間に、売掛先が倒産する可能性や差押えに遭う可能性が高くなるためです。そのため、支払期日までの日数が短いほうが利用者にとって有利になります。

手数料の費用も確認する

ファクタリングを利用する時には、基本手数料や別途手数料を確認します。基本手数料のほかにあやふやな手数料が含まれていないかどうかしっかりチェックしましょう。

売掛先の信用度を高める

売掛先の信用度は低いと手数料は高くなり、信用度が高ければ、手数料を抑えられるという傾向にあります。売掛先の経営状況や財務状態が良好であればあるほど、ファクタリング会社からみると未回収のリスクが軽減されるからです。売掛先が信用できる会社であることを示すためには、例えば、取引実績に関する書類(請求書や入金履歴など)を用意すると良いでしょう。

ファクタリング会社との取引実績を積む

ファクタリング会社との取引実績を積むことによって、手数料を割引してもらえるということもあります。ファクタリング会社としても、初めてファクタリング契約を結ぶ利用者よりも、すでに問題なく利用しているという取引実績のある利用者のほうが、安心して契約することできるからです。

手数料が低いおすすめファクタリング会社3選

ファクタリング会社で手数料を低く抑えられる会社を紹介します。ファクタリング会社選びのご参考にしてください。

QuQuMO(ククモ)

QuQuMo

出典:QuQuMo公式サイト

QuQuMo」は、申込から契約までオンライン完結でき、最短2時間のスピード入金が可能です。償還請求権なしで契約可能なので、初めての人も安心して利用できるでしょう。

また、手数料は1%~と業界水準よりも低い手数料となっていて、買取可能な金額の上限はないため、少額から高額の取引まで幅広く対応しています。

法人・個人に関わらず、売掛金さえあれば利用可能です。資金繰りにお悩みの方は、まずは無料相談してみてはいかがでしょうか。

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート

出典:日本中小企業金融サポート公式サイト

日本中小企業金融サポート機構」は、経営革新等支援機関が提供するファクタリングサービスです。買い取り金額に上限がないため、小口から大口まで幅広く対応可能です。

入金までのスピードは最短3時間。オンライン契約のため、スマホがあれば簡単に契約することができます。

また、オンライン契約で業務を効率化することにより、無駄なコストを削減し、業界水準よりも低い1.5%~となっています。

法人、法人に関わらず利用可能です。資金繰りにお悩みの方などは、まずは無料での相談をしてみるといいでしょう。

ネクストワン

ネクストワン

出典:ネクストワン公式サイト

ネクストワン」は、最短即日で資金調達可能なファクタリング会社です。また、オンラインで完結のため、広島はもちろん日本全国どこでも申し込みが可能です。

買取可能額は、30万円~1億円となっていますが、1億円を超える契約でも相談可能です。ファクタリング利用時にかかる手数料は、業界最安水準の1.5%~です。

融資を断られてしまい資金調達に苦しんでいる方や新規事業のため資金が不足している方など状況に合わせて柔軟に対応可能です。

▼こちらの記事では、その他のおすすめファクタリング会社も紹介しています。気になる方はこちらの記事もサン恋にしてください。

ファクタリング利用の有無と手数料を確認する

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、資金を早期に調達できるメリットがあります。ただし、ファクタリングを利用する際にかかる手数料と、銀行融資の金利とを比較すると手数料のほうが高めになっています。そのため、そもそもファクタリングの利用の必要性の有無と、その売掛金の手数料の相場を把握して適切なファクタリング会社を検討していきましょう。