ファクタリング 請求書のみ

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ファクタリングは、スピーディーに資金調達できる方法として様々な業種において注目されています。銀行など金融機関からの融資よりも審査が通りやすいというメリットはあるものの、審査が通らなければ資金調達することはできません。

こちらでは、ファクタリングでスムーズな資金調達をするために知っておきたい必要書類について詳しくご紹介しましょう。書類を準備する際のポイントについても解説するので、これからファクタリング会社の利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

ファクタリングで必要な書類と取得にかかる時間

利用するファクタリング会社によって必要な書類は大きく異なりますが、ここからは一般的に必要とされる書類について詳しくご紹介していきましょう。

商業登記簿謄本(取得日数:1〜7日程度)

商業登記簿謄本とは、会社に関する一定の事項が記載された書類で、いわゆる法人の身分証明書のようなものです。

会社の設立から現在に至るまでの履歴を確認できる書類で、銀行口座の開設時や銀行からの融資を受けるタイミングで提出を求められるケースが多くあります。

商業登記簿謄本の取得方法は、次の3つです。

  • 法務局の窓口で取得する
  • 郵送で請求する
  • オンライン請求で取得する

すぐに必要な場合は法務局の窓口での申請がおすすめですが、期間に余裕のある場合は郵送やオンライン請求で発行してもらいましょう。

印鑑証明書(取得日数:1〜7日程度)

ファクタリング会社と契約を結ぶ際に、契約書に署名をし、実印を押印する必要があります。

印鑑が実印であることを証明するための「印鑑証明書」が必要となるため準備しておきましょう。

法人の印鑑証明書は、法務局で取得しなければなりません。印鑑証明書も、商業登記簿謄本と同様に、次の3通りの取得方法があります。

  • 法務局の窓口で取得する
  • 郵送で請求する
  • オンライン請求で取得する

印鑑登録証を用意して証明書を取得していきましょう。

取引銀行口座の通帳のコピー(取得日数:1日)

ほとんどのファクタリング会社において、預金通帳のコピーの提出が求められます。

預金通帳のコピーを提出しなければならない理由として、債権を所有している取引先との取引履歴の確認を行うためです。

ファクタリング会社は通帳の情報から財務状況や過去の取引を確認していきます。

多くの場合は、指定期間分の通帳記録のコピーが求められます、ネットバンクを利用していて通帳が手元にない場合は、取引画面を印刷して代用しましょう。

決算書、または確定申告(取得日数:1〜7日程度)

法人の場合は「決算書」、個人事業主の場合は「確定申告」をそれぞれ直近2〜3年間分用意する必要があります。

これは、利用者の業績をチェックするために必要な書類です。

決算月が半年程度の場合は、その年の試算表の提出も求められますので準備しておきましょう。

提出する書類に悩む場合は、顧問税理士に相談するのもおすすめです。

創業して間もない場合や独立してから時間が経っていない場合で、決算書や確定申告を提出できない際は、利用予定のファクタリング会社に問い合わせをしてください。

売掛先との発注書や基本契約書(取得日数:1〜3日程度)

ファクタリング会社を利用するためには、売掛金の発生金額を証明する書類の提出が必要です。

基本的に書類の種類に指定はないものの、利用者と取引先との取引内容や売掛金の金額がはっきりとわかる資料を用意しましょう。

自社で発行した請求書ではなく、売掛先によって発行された発注書の方が審査は通りやすいと言えます。

万が一、書類が手元にない場合は、売却できる債権があることを証明できないためファクタリングを利用できない可能性があるため注意してください。

発注書以外にも、納品書で代用できるケースもあります。

売掛先企業と継続的に取引をしていて、請求書や発注書などが発行されていない場合は、売掛先との基本契約書を提出してください。柔軟に対応してくれるファクタリング会社であれば、基本契約書を提出すれば審査を通してくれる場合もあります。まずは、ファクタリング会社に利用可能かどうかを確認してみましょう。

身分証明書(取得日数:1日)

企業の代表者の身分証明書も忘れずに用意しておきましょう。

身分証明書が必要な理由としては、第三者によるなりすましを防止すること、そして反社チェックをするためです。

身分証明書として必要な書類は、ファクタリング会社によって異なりますが、基本的には次のように用意する書類を解釈しておきましょう。

  • 免許証など顔写真入りの証明書|1点
  • 顔写真のない証明書|2点以上

免許証やマイナンバーカードなどの顔写真入りの証明書がない場合は、複数の証明書の提出が求められるケースがほとんどです。

パスポートや運転免許証は有効期限が切れている場合は証明書として利用できません。

必ず有効期限を確認した上でファクタリング会社との契約を進めていきましょう。

▼こちらの記事では、即日入金可能なファクタリング会社を紹介しているので参考にしてください。

ファクタリングで必要な書類を準備する際のポイント

ファクタリングは、最短即日で現金化できる資金調達方法ですが、提出する書類に何かしら不備があったり、必要な書類が不足していたりすると、スムーズな資金調達ができないでしょう。

ここでは、ファクタリングに必要な書類を準備する際に注意すべきポイントについてご紹介します。

必要な書類が何かを明確にする

ファクタリングは、比較的新しいサービスであることから、利用するファクタリング会社によって提出すべき書類が大きく異なります。

近年のファクタリング会社の傾向として、仕組みの簡素化し、利便性の向上への取り組みが盛んとなっているのです。

最近では少ない必要書類で利用できるケースも多く、オンライン上で契約が完結するファクタリング会社も増えてきているため、事前にファクタリング会社に直接問い合わせをし、必要な書類について確認しましょう。

万が一、必要な書類が手元にない場合も併せて確認することをおすすめします。別の書類で代替するか、後日提出すれば問題ないかなどを詳しく教えてくれるはずです。

提出方法についても確認する

必要な書類についてチェックしたら、必要書類の提出方法についても確認してください。提出方法は、依頼するファクタリング会社によって異なりますが、主に次のような手段があります。

  • ファクタリング会社に持参する
  • 郵送
  • FAX
  • メール
  • 指定フォルダにアップロードする

最も手軽なのは、オンライン上で完結するアップロードによる提出です。ホームページ上の申し込みフォームより添付できるケースもありますので、詳しくは利用するファクタリング会社に確認をしてみましょう。

書類に不備がないかを確認する

必要書類が準備できたら、書類に不備がないかを確認しましょう。

必要な書類がすべて準備できていたとしても、何かしら不備があった場合は、審査や契約ができませんので注意が必要です。

例えば、所定の場所に捺印されていなかったり、必要な期間分の書類が用意できていなかったり、必要な資料を添付し忘れたりなどがよくみられるケースです。スムーズな資金調達をするためにも、必要書類の準備を怠らないよう気をつけてください。

請求書なしでファクタリングを利用したい時の対処法

ファクタリング会社を利用する上で「売掛金」を保有していることが大前提です。

目に見えない資産である売掛金の存在を証明するために必要なのが「請求書」ですが、すべての取引において請求書を発行するわけではありません。売掛金を請求する際に、後日改めて請求書を発行するケースもあるでしょう。

このように、請求書がない状態でファクタリングを利用したい場合はいくつか覚えておきたい対処法があります。

対処法その1|売掛先との取引基本契約書を提出する

同じ売掛先と繰り返し取引を行う場合は、取引する上での基本的な取り組みである「基本契約書」を交わすのが一般的です。

売掛先とこの基本契約書を交わしていれば、継続する取引内容や支払日など、ファクタリング契約で必要となる情報を確認できます。

契約書が手元にない場合は、取引基本契約書がないかをまず確認してみましょう。

対処法その2|取引履歴が記載された銀行口座通帳を提出する

売掛先と継続的な取引がある場合は、取引履歴が記載された銀行口座通帳を提出すれば、過去の取引実績を証明する材料となります。

ただし、通帳の内容だけで売掛金が発生しているかどうかを判断するのはとても難しいため、その他の資料と組み合わせることで請求書がなくても審査が通る可能性が高まるでしょう。

対処法その3|商品を納めた際の納品書を提出する

請求書が手元になくても、納品した事実を証明する納品書があれば、取引内容や取引金額を確認できるため、売掛金の存在を証明する資料となるでしょう。

ただし、ファクタリング会社によっては納品書だけでは売掛金の証明ができないケースもありますので、その他に必要な書類がないかを確認してください。

対処法その4|請求書以外の書類を複数提出する

売掛金を証明する書類を複数提出することで、売掛金の存在について確認しやすくなります。請求書がない状態で審査を通したい場合は、ファクタリング会社に相談しながら、必要となる書類を複数準備して対応していきましょう。

ファクタリングを利用する流れ

少しでも短期間で現金化するためにはファクタリングの基本的な流れを理解しなければなりません。ここからは、ファクタリングを利用する流れについてご紹介しましょう。

STEP1|相談や申し込み

利用を検討するファクタリング会社に相談や申し込みをします。ファクタリング会社によっては、無料相談会や無料見積もりを実施していますので、積極的に活用していきましょう。

複数の会社を比較する際は、振り込みまでの日数や限度額など、自社の希望に最も近い1社に絞んでください。

STEP2|必要書類の提出

審査で必要となる書類を準備します。書類は、ファクタリング会社が指定したものをすべて用意し、虚偽の書類を提出しないよう十分注意してください。

即日入金を希望する場合は、必要書類をなるべく早いタイミングで用意するよう心がけましょう。通帳など、提出する確率の高い書類は事前に準備をしておくこと、そして利用するファクタリング会社が決まった段階ですぐに必要書類の手配をすることがポイントとなります。

STEP3|審査と契約

必要書類の提出が完了したら、審査に入ります。審査では、提出された書類をもとに面談が行われるケースがほとんどです。質問される内容に対して真摯に答えていきましょう。

審査が無事に通ったら、契約書を交わして契約となります。ファクタリング会社によってはファクタリング会社によっては、住民票の提出が求められるケースもありますので、事前に準備しておくとスムーズに手続きできるでしょう。

STEP4|振り込み

契約が成立したら、手数料が差し引かれた金額が指定口座に振り込まれます。2社ファクタリングを利用する場合は、利用者がファクタリング会社に支払いをする必要があるため注意してください。取引先から入金されたら、速やかにファクタリング会社に入金していきましょう。

おすすめのファクタリング会社3選

ここでは、おすすめのファクタリング会社を紹介しますので参考にしてください。

アクセルファクター

出典:アクセルファクター公式サイト

アクセルファクター」の特徴は、業界内でも高水準の審査通過率93.3%を実現していることです。会社独自の基準を設けているため、画一的ではない柔軟な審査を行っています。

これは、クライアントの運営資金の保守・資金不足の解消を第一に考えているからです。また、“柔軟性がある”のもアクセルファクターの特徴です。

資金調達に精通した専任担当者がクライアントと同じ目線で、事情や状況に合わせて適切な対応をしてくれます。加えて、“少額債権”も対応可能です。

買取可能債権の下限を50〜100万円に設定しているサービスが多い中、アクセルファクターは下限を30万円に設定しています。少額でも断られないので、気軽に相談・利用してみてください。

QuQuMo

QuQuMo

出典:QuQuMo公式サイト

QuQuMo」の特徴は、“法人・個人問わず利用できる”ことです。売掛金さえあれば、法人・個人事業主問わず利用できます。

必要な書類は、請求書と通帳のみ。面倒な書類を用意する必要もありません。また、“オンラインで完結”するのもQuQuMoの特徴です。

スマホやパソコンなどから、簡単に手続きができます。“忙しくて店舗まで行く時間がない”、そんな人でも気軽に利用できます。

ベストファクター

ベストファクター

出典:ベストファクター公式サイト

ベストファクター」の特徴は、“2社間ファクタリングも利用できる”ことです。2社間ファクタリングを利用すれば、信用に傷がつきません。

取引先や金融機関に知られる心配もありません。そのため、安心して利用できます。また、“手数料が業界最高水準”なのもベストファクターの特徴です。

5%や9%の手数料を設定しているサービスもある中、ベストファクターは2%〜と設定しています。

“お客様のキャッシュフロー改善が第一の目的”、このような想いがあるからこそできることでしょう。

▼こちらの記事では、その他のおすすめのファクタリング会社も比較しているので参考にしてください。

まとめ

ファクタリングを利用する際の必要書類について詳しくご紹介しました。ファクタリングは銀行などの金融機関からの融資と比べて審査が通りやすいなど、メリットが多い資金調達方法です。

利用するファクタリング会社によって必要な書類は大きく異なりますので、利用を検討している段階から必要となる書類は何なのかを確認しておきましょう。

資金繰りを改善したい方や新たな案件を積極的に受注していきたい方、ぜひファクタリング会社の利用を前向きに検討してください。